アブガルシアのスピニングリールは、構造がとてもスタンダードな作りをしているため、メンテナンスが容易に行えます。最近のリールでは、防水や防塵のために、メンテナンスできないものが出てきていますが、やはりギアやベアリングには、定期的なオイル、グリスが必要です。
いつまでも、快適に利用する上で、メンテナンスは欠かせません。

こちらでは、スピニングリールの代表的なモデル、ソロンSX10を参考にメンテナンス方法をご紹介しますので、参考にしてください。
スピニングリールは、ベイトリールに比べて構造が複雑ですので、メンテナンスの際には、各部の機能を十分に理解の上、メンテナンスを行ってください。

※メンテナンス等による不具合が生じても、当方では責任が持てませんので、あくませも自己責任のもとで、メンテナンスは行ってください。

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(1)スプールの取り外し
ハンドルと、スプールを取り外します。
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ねじ込み式と、反対側からネジで止めるものがほとんどです。

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ドラグを緩めると、スプールがはずれます。
ソロンは、防水、防塵設計なので、スプール、ドラグ回りは汚れにくくなっています。

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スプールをはずした状態。

(2)ラインローラーのメンテナンス
スピニングリールで負荷がかかるのが、ラインローラーです。
ここの回転がスムーズでないと、ラインに傷ついたり、リトリーブに違和感を感じます。
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やじるしのネジと、ベイルアームとローターを止めているネジを緩めます。
ベイルアームの動きが悪い場合は、グリスを塗布します。

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やじるしが、ラインローラーです。中にボールベアリングが入っていますので、オイルを注入してください。

※組み付けが難しい箇所です。
組み付ける時に、ベイルを支えるスプリングと、回転でベイルを戻すパーツの組み付けに注意してください。
ローターのアーム側を分解する時、開けた瞬間にスプリングと、小さなパーツが飛ぶ場合があります。パーツの紛失には十分注意してください。

(3)メインギアのメンテナンス
ここからは、スピニングリール特有の構造となり、ベイトリールよりメンテナンスは複雑です。
逆回転防止ベアリングと、スプールを上下させる部分を含むメンテナンスとなります。
構造や仕組みが理解してから、メンテナンスを行ってください。

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メインシャフトのワッシャーをはずします。

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SX10は防水、防塵がしっかりしています。

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やじるしのネジをはずし、六角のネジもはずします。

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ローターが外れます。

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上記3箇所のネジをはずします。
逆回転防止ベアリングと、シャフトを支えるボールベアリングが格納されています。

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やじるしが、逆回転防止ベアリングです。取り外した向きと同様に組み付けてください。

※逆向きに組み付けると、ハンドルの回転が逆になります。

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ボディの2箇所ネジをはずします。

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後部カバーをはずし、ボディのネジを外します。

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メインギアと、スプールシャフトが外せますので、汚れをふき取り、グリスアップすれば完了です。
組み付けは、逆です。

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