アンバサダー2500Cの2大トラブル

アンバサダー2500Cで最も多いトラブルが、ウォームギアの爪折れです。

下記の写真は爪が折れた状態です。
2500Cのフレームとウォームギアは、黒い部分の爪によって止められています。爪が折れると、フレームに止めることができなくなり、使用不可となります。
パーツ補修を工夫することによって、使用を続けることができますが、パーツは現在生産されておりませんので、入手して修理することができません。

※補足 2020/07現在アベイルより、アルミ製ウォームギアが補修パーツとして販売されておりますので、パーツが販売されている間は、万が一ウォームギアが破損しても修復可能です。

メンテナンスの方法としては、フレームからウォームギアを外さないことが基本です。
どうしても外したい場合は、爪が止まっている周辺に、粘度の高いオイルを塗布して、なるべく爪に負担がかからない状態にしてから取り外すことをお勧めします。

次に多いトラブルが、パーツプレートになります。
外観からはわからないため、気づかずかない場合がありますが、この赤丸の部分が割れてしまうと、ピニオンと干渉し様々なトラブルを起こします。ウォームギア同様に、現在、生産されておりませんので、このパーツが割れた場合は、修復不可能で、パーツ取りしたものと交換となります。

当店で販売する2500Cはオールド、復刻問わず、上記のパーツに不具合が無いかは確認の上、販売しておりますので、ご安心ください。

Author: sakurai